Case

Study

お客様事例

株式会社ジェイエイ栃木ライフ 様

勤怠管理システム

1本の電話が業務改善の第一歩に
複雑な勤務形態にも柔軟に対応

栃木県宇都宮市に本社を構える(株)ジェイエイ栃木ライフ様は、栃木県内の8拠点で10の葬祭ホールを運営されています。

24時間365日、常に対応が必要な業務で、特殊な勤務形態も多く、勤務シフトの作成や勤怠チェックが大変でした。さらに、栃木県内に広がる多くの葬祭ホールから勤務情報を集める必要があり、時間もかかっていました。

 

「ちょっと電話してみるか」
と社長が思いついたのは、当社のSEでした。
過去に何度かシステム化に関する相談をいただいており、なかなか仕事でご一緒する機会はありませんでしたが、それでも電話をいただけたのは嬉しい限りです。

そこから1ヶ月。
様々な勤怠関連の資料を拝見し、メーカーとの打ち合わせを行った結果、「出来ます。やりましょう!」と回答し、無事にご契約いただけました。

6ヶ月間の調査分析・運用設計・研修を経て、2025年の1月に無事に本番稼働。
稼働後も設定や運用に関する問い合わせは発生しましたが、レスポンスの良いメーカーのコールセンターの支援もあり、半年間順調に運用されています。

 

勤務形態が特殊なため、相談を受けたメーカーの担当者も運用方法について悩んでいましたが、積極的に情報をご提供いただけたことで、システム運用にこぎつけることもできました。

月末の勤怠チェックにかかる時間も短縮され、さらに給与システムとのデータ連動も可能になり、業務が改善されたと、喜んでいただいております。

1本の電話が、お客様の業務改善に繋がりました。
これからもお客様との繋がりを大切にしていきたいと思います。

 

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ヤマト工業 株式会社 様

生産・販売管理システム

データでつながる、スマートな生産管理
とにかく「人手」がかからなくなりました

茨城県古河市に本社を構えるヤマト工業株式会社様。
保温・保冷用の外装部品や関連部品を製造・販売しています。

ヤマト工業様と当社とのお付き合いは、もう30年以上前に遡ります。
最初はオフコンによる経理業務だけでしたが、2005年のオープンシステム化をきっかけに、さまざまな機能追加や改善を行い、現在は製造現場とのデータ連携まで行っています。

システム機能強化の大きな転換点は、2010年ごろから「ラッキング工場とのデータ連携」を開始したこと。
それまで事務所からの作業指示は紙で渡していましたが、工場にシステム端末を導入し、事務所からの作業指示データを工場内で直接確認できるようになりました。作業完了報告も事務所でリアルタイムに確認できます。
これにより、事務所と現場のやり取りが改善され、顔を出さなくても作業指示、完了報告、在庫状況がリアルタイムで共有できるようになりました。
このシステムを導入したことで、システム化前の半分程度の人数で同じ仕事をこなせるようになり、さらに残業もなくなったとのこと。

 


直近では工場で「タブレット」を導入し、出荷品のピッキング作業を効率化しました。
ピッキング作業の効率化はもちろんですが、「手元で過去のデータも検索・照会できる」というところも気に入っていただけています。

 

さらに、管理システムだけでなく、工場に監視カメラを設置することで、現場の状況を事務所から確認できるようにしています。
単なるデジタル化にとどまらず、システムによる「データ管理」とカメラによる「リアルタイム監視」を巧みに組み合わせることで、これまでにない業務の「見える化」を実現。システムだけでは補えない現場の細かな状況も、カメラ監視によって把握できるようになりました。この柔軟なアプローチが、時間短縮とコスト削減につながっています。

ヤマト工業様では、定期的に現場からの改善要望を吸い上げて検討するという仕組みがあり、これにより現場の業務改善が進められています。当社ではこの業務改善のお話をいただき、システムに取り込んでいくことで、お客様に寄り添ったご提案をさせていただいております。
当社の担当エンジニアも、業務を理解し、ご要望以上の提案を受けているということで、大変喜ばれています。

現在は、取引先からの受注データをインターネットから登録していただくシステムをリリースしたばかり。これが浸透すれば、さらに紙がなくなり一層の業務改善につながるのではないか、と大きな期待をいただいております。

 

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フォルテ グロウ メディカル株式会社 様
唐澤化成株式会社 様

生産管理システム

「もうパッケージには戻れない」
お客様に寄り添ったシステムの開発を行う当社としては、最高の”褒め言葉”です。

唐澤化成様とフォルテグロウメディカル様は、医療用具を製造するメーカーであり、「生命をサポートする」をテーマに国内外に安全性を追求した医療用具を提供しています。

当社は両社に対して生産管理システムを提供し、双方のデータ連携を行うなど事務効率の改善を図っています。

 

長年の信頼関係

当社と両社とのお付き合いは30年以上になり、オフコン時代からソフトウェア開発をお手伝いしてきました。一時期、他社製の生産管理パッケージシステムを使用されていましたが、カスタマイズがうまくいかず、再び当社にご依頼いただいてフルスクラッチによるシステムを開発。現在まで長くお付き合いいただいております。

 

システムの進化と効果

過去に開発したオフコンのシステムをベースにオープン化を行い、様々な機能改良を加えることで、お客様の業務フローに合ったシステムを開発しました。現在のシステムは2019年から稼働していますが、その後も機能改善や追加を繰り返し、使い勝手の向上、業務改善にもつながっています。システムの切り替え前と比較して、事務作業にかかる時間が1/3に短縮されたと高く評価いただいています。

 

お客様と作成した業務フロー

お客様の業務にあったシステム構築の要となったのは、お客様と共に作成した「業務フロー」。このフローを基にシステムを構築し、機能強化や改善も「業務フローの見直し」から始めることで、一貫性のあるシステムを維持しています。長年のお付き合いを通じてお客様の業務内容を深く理解し、本当に求められるシステムを提供できていると感じています。

 

さらなる業務改善を目指して

当社のSEやハードウェア担当の迅速な対応にもご安心いただいております。

ベトナム工場とのシステム連携を目指すなど、さらなるシステム改善に向けてお客様と一丸となって取り組んでまいります。

 

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フォルテ グロウ メディカル株式会社

唐澤化成株式会社

全農とちぎ 施設運営課 様

京都電子計算社 AI-OCRサービス

OCRの機能を「手軽」に使い、操作ミスの低減や作業時間の短縮などを実現

全農とちぎ施設運営課は、県内の5つのJAの生産者から農産物を集荷し、検査・梱包を行なって全国に農産物を出荷しています。

複数のJAで集荷場を共同利用し、出荷を行なっている事業は、国内では初の取り組みとなります。

 

「JA全農とちぎ青果物広域集出荷センター」は2024年1月から稼働しましたが、当社は稼働前より様々なシステムの導入について相談をいただいておりました。

数百名の生産者から様々な農産物が集まってくるため、それらの基本情報を登録する”手間”を軽減することを模索していましたが、ここに当社で導入実績のある、京都電子計算社の「AI-OCRサービス」がマッチしたため、早速ご提案。

「大量の情報」とは言っても、数万件に及ぶものではなく、大規模なOCR設備を導入するほどのものではない。

そんな環境で、当社がご提案したAI-OCRが手軽で柔軟性が高いということで、すぐに導入のご決断をいただきました。

AI-OCRサービス

 

生産者の手書きの「施設利用申込書」を読み取る仕組みから構築しましたが、それまでは手作業でデータ登録していました。OCR機能を使って手書きの申込書を一括で読み込ませることにより作業効率が改善し、また作業者の個人差によるミスも軽減することができました。

知識や経験がなくても手軽に使えるということで、大変重宝いただいております。

 

パソコンの設定や読み取り用紙のフォーマット設定など、システムを運用するための設定作業は少なくはないのですが、当社の手厚いサポートにより円滑にシステムを利用できている、と大変ご好評をいただいております。

 

この施設では、特に冬場には「栃木のいちご」を大量に出荷しています。

今後もこれらの業務がスムーズに進められるよう、当社としてもしっかりとお手伝いさせていただきます。

 

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株式会社アクトリー R&Dセンター 様

電話設備およびネットワーク機器の導入・構築・運用サポート

パソコンの設定や機器不調の対応まで、担当者の時間を取られていた業務から解放されました。技術が日々進化している中で、新しい取り組みをする際の技術窓口にもなってもらっています!

栃木県壬生町にR&Dセンターを構える株式会社アクトリー様。

アクトリー様は販売から設計・製造、据付、そしてメンテナンスまで一貫して行う焼却炉の完成品メーカーです。壬生町のR&Dセンターでは、3つの焼却炉合わせて394t/日の産廃物処理を行っており、場内は全て自家発電で稼働しています。また、廃油のリサイクル事業も行っております。

ショールームとしての役割もあるため、地元の小中学校から関東外の大学生まで、見学者の訪問が絶えません。

興味があるのは、その焼却熱を利用してトマトや熱帯植物の栽培、フグ・アワビの養殖を行っているところです。

 

(トマト栽培)(トラフグの陸上養殖) (蝦夷アワビの陸上養殖)

 

◯当社では、新3号炉の新設に伴い電話交換機やネットワーク機器の設置、配線に関わる設計全般に携わらせていただきました。IP電話への切り替えや、社内ネットワークの統合、各フロアへの無線基地局の設置など、様々な新しい試みが導入されております。

 

(ご担当者様から)

導入時、建設会社や電気設備会社、回線業者との調整もありましたが、その調整も柔軟に対応をいただきました。

また技術面については、その都度分かりやすく説明も頂きプロジェクトは計画通りに進めることができました。

 

◯新インフラ導入後は、「ネットワーク・システム運用サポート」の契約もいただき、アクトリー様のインフラ環境維持のお手伝いをさせていただいております。

 

(ご担当者様から)

8月のお盆休み前に、落雷により所内のネットワークが不通になってしまったことがありました。金曜日の15時30分頃だったのですが、電話をしたらすぐに来ていただくことができ、なんとか19時までに回復にこぎつけることができました。当社は年末年始・お盆休みも稼働する事業所なので、非常に助かりました。

(ご担当者様から)

ITを活用した業務効率化など、これからも対応していくべきことはたくさんあります。栃木シンコーの社員はとても話しやすく、どんなことでも相談できるので、今後も最適な業務アプリケーションや新技術などの情報を共有していただき、社内でもどんどん取り込んでいきたいです。

 

(構築内容)

・社内VLANの設計、無線基地局の設計・導入

・音声SIPサーバ、IP多機能電話機の設計、導入

 

(従前との変更点)

・電話機はLAN対応電話へ変更、端末移動が容易に。障害時は入替が容易。

・社内NW、電話、他NWとVLANで統合、従前は1つのNW

・各フロアに無線基地局を導入

 

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